長野県飯田市にて開催された伊那谷文化芸術祭に出演してまいりました。今回はダンシングナッツ&Funtapsという飯田市のタップダンスチームに、東京で活動しているToTTori家が加わるという夢のコラボレーション。総勢17人の大所帯チームとなりました。関係者の皆さま、どうもありがとうございました!
本番は11/29(日)だったのですが、リハや準備のため27(金)から2泊3日の遠征に行ってきました。途中のSAで美味しいものをつまみながら、長野県飯田市まで4時間の高速道路旅。とはいえ、せっちーは免許無しのため乗せていただいてるだけだったのですが……。
甲州名物ほうとうも食べたかったけど、長旅に暴飲暴食は禁物。そんな理性を発揮させるヒマもなく次々と目に飛び込んでくる美味しそうなメニューの数々。あうぅ、激辛味噌うどん、これ絶対美味いのに……ひたすら己との闘いでした。
伊那に入ったあたりでささやかな雪吹雪に出迎えてもらいテンションMAX。おお、これでこそ長野に来たって感じ!
駒ケ岳SAでチームメイトに奢ってもらいました。静岡茶コーラ。何がホームで、何がアウェイなのか分からない混沌も旅の醍醐味ではないでしょうか。
まだ夕方前と言っていい時間なのに、東京の深夜くらいの気温でした。各人各様、寒さに身をすくませました。
飯田文化会館に到着。荷物の確認をしながらホットいちごミルクなどすすってるうちにリハーサル開始。
今回は長野のチームと東京のチームが融合しての舞台だったので、全員で合奏するのはゲネプロが初というぶっつけっぷり。細かい段取りのとまどいはありつつも、それでもキッチリまとまるのはさすが!
夜は下伊那音楽業界のドンの方のお家に泊めていただきました。泊めていただくだけではなく夜ご飯、お風呂、朝ご飯、夜食のおやつまで、もう何から何まで上げ据え膳でお世話していただいてしまいました。このご恩は決して忘れません! どうもありがとうございました!!
しかも!
和太鼓のバチまで頂きました。しかも手作りで。しかも3セットも。うおぉ、これまともに買ったら確実に諭吉さん飛ぶ……。
今回このバチで太鼓の稽古までしてくださるつもりだったそうなのですが、さすがに本番に向けてのコンディション調整を優先し、泣く泣く辞退をさせていただいてしまいました。なんとももったいない話ですが今回はやむなし……! まことに申し訳ありません!
———————–
二日目。
山の稜線と空の美しさ。そして空気の美味しさ!
この日はここで9:00~21:30までお稽古。
さすがにこれだけの時間お稽古すると磐石になるし、その先の新しい展開が生まれたりもするし、長時間練習っていいなって思いました。
facebookに投稿したら大量のイイネがつきそうな張り紙を発見。写真なんか撮ってないで稽古しろ、という話であります。
この日の夜ご飯はカレーライス。SEIYUでトッピング用のお惣菜をお買い物。稽古で疲れ切った身体を誘惑する揚げ物の香り。あれもこれも美味しそう……!
———————–
三日目、本番。
みんなの「いい舞台にしよう!」という想いが一つにまとまり、客席にちゃんと『伝わる』素晴らしい表現ができたと思います! なにより楽しかった!
終演後、各団体ごとにロビーで写真撮影があったのですが、そのカメラマンさんの技術に脱帽しました。いい写真を撮るためにはどうしたらいいのか、極限まで考え抜かれているのだと思います。自分の決めポーズをあっさり崩され、まんまと最高の笑顔を引き出されてしまいました。プロの技術に完全にしてやられました……悔しいけどすごすぎる……!
長野は東京に比べて気温が低くて寒かったけど、心が温かかったです。お世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございました!
帰り道、諏訪湖の美しい夜景をバックに自撮りしましたが、さすがにもうふざけたことをする元気は皆無でした。
車の運転をしてくださる方は偉大です。ほんとに感謝です。ハンドルを握る方は、本番後の打ち上げでビール飲むのを我慢せざるを得ないのです。せっちーなんかお酒が全然飲めないのだから、本当はせっちーが運転するのが一番いいはずなのに……申し訳ないです。
というわけで、どなたか車の免許をせっちーに譲ってくださる方を大募集中です。よろしくお願いいたします!