2014.9.6(土) 2014.9.7(日)
『世田谷観音文芸祭』にて。
BEAT座CLUBで和太鼓デビューさせていただきました。
動きを美しく見せる演奏
演奏後、たくさんの方に「よかったよ!」というお言葉を頂いたり、わざわざ控室まで「感動しました!」と来て下さった方もいらっしゃって、なんだかとても素晴らしい経験をいただきました。
お客さんの心に響く演目に関わらせて頂くことができて、こちらこそ感謝感激感動でした! 当然、ぼく個人の演奏に感動してくださったというわけではないですよ。
今回はBEAT座CLUBという、もーホントにスゴい方達の末席にちょこんと加えて頂いただけなので、ぼくのお客さま感動貢献度は全然高くないのです…くぅ~、いつかはぼくもあの境地に…! 先輩方の演奏やお客さまの声に、ぼくが感動を頂いちゃいましたっ!
上手な方達と演奏すると、まるで自分まで上手になったかのように錯覚してしまう典型例ですね。必要以上に自分を卑下はしません。ド未熟なりに現時点におけるベストは尽くせたのではないかと思います。今後とも素晴らしい先輩方の背中を追いかけて参ります!
どうもありがとうございました!
『世田谷観音文芸祭』
【出演(敬称略)】
1.EGO-SHIKA-BOMB
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トップバッターからハードロック。お寺の本堂をバックに、年齢層が高めのお客さんが多いアウェー感の中、見事にイベントの幕を開けてくださいました。場違いなんかじゃないよ!
2.STM
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こちらもロックバンド。ベースさんがサポートとのことでしたが、すごく馴染んでました。ツインギターで2本ともハムバック。あまりトゲトゲしくないサウンドが印象的でした。
3.大塚雄一
http://www.hi-ho.ne.jp/acc-ohtsuka/
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アコーディオン弾き語り。シャンソンや映画音楽をアコーディオンアレンジで聴かせてくださいました。鍵盤型のアコーディオンではなく、ボタン式のアコーディオンでした。右手がメロディーで、左手がベースなんですね。バンドもいいけど、やっぱりこういう音楽大好き~!
4.MEN☆PLA
http://men-pla.com/
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エレキギターで弾き語りパンク! オンリーワンなスタイルと世界観で、表現者たる者かくあるべしという感じでした。楽屋準備のタイミングと重なってしまい、じっくり見られませんでした……ゴメンナサイ!
5.白水憬岳
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詩吟と剣舞。今回、個人的に一番楽しみにしてたパフォーマーさん。 詩吟のことはよく分からないのですが、分からないなりに舞台に釘付けになってしまいました。剣舞は素晴らしかったです。今回はソロでの剣舞だったのですが、切り結んでる相手の姿が見えるようでした。
6.世田谷 笑in 若林
http://sho-in.miraiserver.com/
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よさこいチームの踊り。今回は小学生以下のメンバーで構成されていたそうです。よさこい衣装に身を包んだ可愛らしい少年少女が、鳴子を手にお寺の参道を踊り歩いてくる様は壮麗でした。
7.BEAT 座 CLUB
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杉谷忠志さん率いる、タップダンスと和太鼓の異色コラボレーションユニット。6日は和太鼓・歌・篠笛、7日はそれにタップダンスが加わっての構成でした。
こんな素晴らしい機会を与えてくださった杉谷さんに大感謝の二日間でした。また、BEAT 座 CLUBのメンバーの皆さまや、ゲストダンサーの皆さまにもたいへんお世話になりました。本当にどうもありがとうございました!
8.世田谷観音奉納舞台『天泣に散りゆく』
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「君は知っているか、妻と飛んだ特攻兵がいたことをーー。」
「女が乗っているぞ!」その声が上空を旋回する11機まで届くことはなかった。 戦争が終わった昭和20年8月19日、最後の特攻隊は、満州で行われていた。 しかも白いワンピース姿の妻を乗せて……。
(「妻と飛んだ特攻兵 」豊田正義 著 角川出版より)
史実を基にしたフィクションです。 いい舞台を拝見いたしました。特攻隊、思わず目も耳も背けたくなるような題材ですが、真正面から見つめてみるきっかけになりそうです。戦争美談じゃないし、重過ぎず軽過ぎず。所々で挿入される現代からの俯瞰シーンが、2014年に生きる自分の心に響いてきました。