ちょっとしたギフトを買う用事があり、良さげな雰囲気だなー、と思いつつも機会がなく何度も通り過ぎていたお店に入ってみた。
期待通りのいい感じの店内。比較的コンパクトなスペースに並べられた商品もおシャレに洗練されている。
店内を練り歩き、可能な限りのせっちーセンスを発揮し贈呈用のギフトを厳選。
お店のいい雰囲気に煽られ、ギフトとは無関係にただ自分が欲しくなっただけの商品も思わず手に取ってしまった。せっちーの忍耐力、園児の如し。
さて、そのギフトと自分へのご褒美をレジに持っていった。
会計中、レジのお姉さんにギフト用紙袋の有無を訊ねたら快く用意してくださった。紙袋に商品を入れながらお姉さんが一言。
「こちらの商品は別にしておきますねー」
お姉さんが別にしてくれたのは、せっちーが自分へのご褒美にと選んだ商品。お姉さんにはどれがギフトで、どれが自分ご褒美かなんて一切伝えてないのに。どうしてわかったの!?
柔和な微笑でなんでもお見通しか。恐るべし、レジのお姉さん……!