2025年3月28日 / 最終更新日時 : 2025年3月26日 せっちー 日常随筆 記憶の空白。消えた建物とわたしの脳 更地に立ち尽くすわたし 近所を歩いていたら、見慣れたはずの場所が更地になっていた。 そこには何かが建っていたはずだ。何か……何かが……。 でも、何の建物だったのか、まったく思い出せない。 何があったのか、まったく思い出せ […]
2025年3月25日 / 最終更新日時 : 2025年3月25日 せっちー レビュー日常随筆 古典文学のズレっぷり、そして半沢直樹の脳内上映会へ 古典の「ズレ」が生む魅力とは? 古典を読んでると、たまに「なにその行動?」という人物が出てくる。笛を吹きながら死地に向かう平敦盛とか、神社に参拝しに行ったのに、メインの本殿をスルーして裏の景色だけ見て満足して帰る坊さんと […]
2025年3月22日 / 最終更新日時 : 2025年3月22日 せっちー レビュー音楽 俳優塾「かざん塾」で学んだ世阿弥の言葉と音楽のつながり 世阿弥の哲学と演劇のワークショップ 立本夏山さん主催の俳優塾「かざん塾」のワークショップに参加させて頂きました。「秘すれば花」「離見の見」など、世阿弥の言葉を手掛かりに、様々な演劇のワークを体験。演劇の文脈としては理解が […]
2025年3月21日 / 最終更新日時 : 2025年3月19日 せっちー ゲーム日常随筆 鍵の多すぎる世界。それは本当に「開ける」ための鍵なのか サバイバルホラーゲームが大好きだ。でもゲームプレイ中、どうしても疑問に感じてしまうことがある。ゲームの世界観を現実世界に置き換えることが野暮でナンセンスなことは理解してるけれど、どうしても駄文に残しておかないと気が済まな […]
2025年3月19日 / 最終更新日時 : 2025年3月20日 せっちー ゲーム随筆 銃弾の占領。ポケットの覇者 サバイバルホラーゲームの世界において、銃弾の存在感は異常である。 どれほど恐ろしい怪物が徘徊していようと、どれほど暗く不気味な廃墟を探索しようと、プレイヤーがまず気にするのは「弾が足りるか?」である。 「この先にボスがい […]
2025年3月16日 / 最終更新日時 : 2025年3月12日 せっちー ゲーム随筆 ホラーゲームのメモ。そこにあるべきでない何か 暗い廊下を進む。壁のひび割れから吹き込む風が、嫌な予感を運んでくる…。 わたしは震える手でドアノブに触れ、ゆっくりと扉を開けた。そして、そこで見つける。 「都合よく落ちているメモ」 ホラーゲームにおいて、メモはいつでも、 […]
2025年3月13日 / 最終更新日時 : 2025年3月14日 せっちー 日常随筆 ナビアプリの奇妙な経路案内|ナビ子さんとの愛憎ドライブ劇場 わたしのスマホにはナビ子さんが住んでいる スマホのマップアプリをカーナビとして利用している。皆さんのスマホがどうかは知らないけれど、わたしのスマホには経路を音声で案内してくれるナビ子さんという小さい女の人が住んでいる。日 […]
2025年3月10日 / 最終更新日時 : 2025年3月10日 せっちー 日常随筆 略語の寂しさ。ブルマンとサントラ、そしてウの疎外感 キリマンとブルマン、略語の運命 キリマンジャロを「キリマン」と略すのは理解できる。ジャロの部分をスパッと切り捨てるその潔さ、言いやすさのバランス。略語として成立する要件を見事に満たしている。だが、ブルーマウンテンを「ブル […]
2025年3月8日 / 最終更新日時 : 2025年4月3日 せっちー 日常随筆 サウザー式運転術に遭遇。譲るしかない悲しみ 「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」の運転スタイルに遭遇 女性の車の運転について、言いたいことがある。もちろん全員ではないし、多くの女性ドライバーは安全運転を心がけている。だが、時々現れるサウザー式の運転を実践する猛者たち――彼 […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2025年4月6日 せっちー 日常随筆 認証コードが届かないという罪 「送信しました」の期待と裏切り 「登録メールアドレス宛に認証コードをお送りしました。」 その一文を見た瞬間、わたしの心は軽く躍った。「よし、これでログインできるぞ!」しかし、その喜びも束の間、メールボックスを開くと――何 […]
2025年3月1日 / 最終更新日時 : 2025年4月6日 せっちー 日常随筆 電池切れの悲哀。ガラケーすら裏切るわたしの迂闊さ スマホ時代の充電忘れループ スマホを手に入れてからというもの、充電することが日課になった。だが、問題はその日課があまりに頼りないことだ。スマホが、ではない。自分がだ。しょっちゅう充電するのを忘れるのだ。寝る前に「あ、充電 […]