2016/9/7(水)~9/11(日)、世田谷観音で行われた奉納舞台『天泣に散りゆく』。お芝居の導入部で和太鼓をやらせていただきました。
とても長くて、とても短い5日間でした。役者さんたちの円陣に加えていただいたり、せっちーはもう役者さんたちのことを苦楽をともにした戦友のように想っています! 想いの流れは、せっちーからの一方通行かもしれないけれど。
9/7(水)、8(木)、9(金)は、『天泣に散りゆく』にもご出演されたピーチーズの本間さんと二人で。
9/10(土)、9/11(日)はBEAT座CLUBのメンバーも加わったパワーアップバージョン。やっぱり師匠達の音は次元が違う……!
太鼓のお供に使っていただいた、ピーチーズの本間さん。色々とお世話になりまして本当にありがとうございました!
お芝居が素晴らしく、何回も涙腺ボタンを押されました。5回公演のうち3回拝見したのですが、毎回アイライナーの黒い涙を流してしまいました。
神州不滅特別攻撃隊。いわゆる特攻ですね。粋な心意気だと思うし、その精神性は理解できてしまいます……舞台を観ながらどうしようもなく涙が溢れてしまいました。でもでも。これは美談じゃない。演劇・芸術としての美しさと、史実としての美しさは別物です。戦争なんて絶対にしちゃいけない、という想いを更に強めてまいりました!
舞台上で太鼓を打ってる自分は誰なのか。
特攻で散った兵士の亡霊なのか、それとも現代に生まれ変わった誰かなのか。自分の中ではイメージをもっていたのですが、表現が全く伴っていなかったという自覚があります。
とにかく本間さんの迫力に圧倒されました。圧倒されすぎて、萎縮しかけてしまいました。すさまじい感情の発露……! お芝居の表現に通じるものがあるのでしょうか。自分はまだその領域に達してないことだけは思い知りました。
役者の皆さまと交流させてもらえたのも嬉しかったです。皆さん、とってもいい方たちばかりで、せっちーみたいな者にも温かく接してくださいました。感激……うるうる。楽日の打ち上げに参加できなかったことが心残りです。。
舞台監督さんには、舞台のしきたりの基礎の基礎を教えて頂きました。なるほど、という目からウロコなことばかりでした。勉強になりました、どうもありがとうございました!
10日(土)、11日(日)はお芝居の他に、同じ会場で世田谷観音文芸祭というイベントが開催されており、それにも出演させていただきました。色んな出演者さんたちが集い、極上の文芸の数々を満喫してまいりました~!
BEAT座CLUBは新曲『sakura』を初披露。舞台『天泣に散りゆく』の内容をイメージして作られた曲なのです。
全ての出演者さんを見ることは出来なかったのですが、拝見したパフォーマーさん達の簡単なレポートをば!
渋谷で開催されているパレードに参加されている『おはら踊り』の皆さま。ご高齢の皆さまがほとんどでした。衣装がカッコよかったー。一緒に躍らせてもらいましたが、めっちゃ疲れました。ひょえー、後半は腕が全然上がらなくなりました。
げぇっ、一緒に踊ってたから写真がない……!
モノマネエンタメ集団の『MANEXILE』さん。モノマネと侮るなかれ。たぶん、全員ガチプロのダンサーさんです。ビバ身体操作! ダンスムーブの一つ、ランニングマンを教えてもらいましたよー。ただし残念ながら、谷村新司さんのモノマネが一番盛り上がってました!(笑)
アフリカ音楽『ムクナバンド』さん。コンガとアフリカ太鼓のリズムパフォーマンス。アフリカンのリズムと、和太鼓のリズム、国は違えど確実に共通言語です。舞台に呼んでいただいて即興セッションしちゃった。にゃー、至福ー! 写真の瞬間は距離感が微妙だけど、シカトされてるわけじゃないのですよー!
とても貴重な経験をたくさんさせていただきました。新たなご縁も生まれたり、各方面の色々な方々に本当にお世話になりました。皆さま、本当に本当にどうもありがとうございました!