長野県飯田市での公演終わりました。
とても長かったような気もするし、あっという間に終わってしまったような気もするし、怒涛で激動の数か月という感じでした。
今回のトピックはなんといってもスペシャルゲスト、元宝塚の月組トップスター、伊吹あいさんをお迎えしての公演だったこと。不思議の国のBEAT座ワールドと、伊吹あいさんの美麗なステージのコラボレーションでした。
伊吹あいさん、すごかったです……。これが宝塚歌劇団……みんな、目に焼き付けて!
伊吹さんがステージに登場した瞬間、空間の質が一気に変わりました。次元が違うとはこのことか……。その瞬間、思わず「うわ、この人には勝てねぇ……!」と感じてしまいました。いや、別に伊吹さんへの対抗心なんて、そういうおこがましい考えでは決してないのです。そう、これは自分に対しての敗北感なのです。
実はせっちー、本番の一週間前にも飯田に行ってました。BEAT座タップスタジオIIDAの皆さまは飯田にいて、せっちーは東京にいるわけで、全員揃ってのリハがなかなかできない状況だったのです。でもどうしても全体リハはやっておきたかったので、自ら志願して飯田にお伺いさせていただきました。ぶっちゃけ肉体的にも精神的にも結構キツかったのですが、今思い返しても絶対に必要なことだったと思うし、行ってよかったと思います。BEAT座タップスタジオIIDAのインストラクター、メグ先生とKaHoRi先生とも仲良くなりました!
高速バスでの移動も慣れたもんです。コンビニで食料、おやつの仕入れも抜かりなし。途中のサービスエリアで買えばいいじゃないかという考えもありますが、サービスエリア商品の価格設定には基本的に足下を見られているため、バカバカしいのです。ローソンのミートソースパスタとポテチとメッツコーラ、そして少々のお昼寝。古のファラオにも味わえない至福です。
前週の飯田訪問の時、伊吹あいさんのスタジオ『伊吹あいミュージカルスタジオ』でのリハにお伺いさせていただきました。伊吹あいさんと、BEAT座CLUB主宰の杉谷タダシさんのお二人の演目があり、そのためのリハだったのです。伊吹あいさんのことはお写真やCDなどで存じてましたが、実際にお会いするとなるとドキドキでした。何しろスーパースターさんですし、せっちーみたいなふざけたヤツが敷居をまたいでしまっていいのとか、怖い人だったらどうしよう、とか思うじゃないですか。
結果、初対面でいきなりハグさせてもらっちゃいました。にゃぁあああああ、めっっっっちゃいい人でしたぁぁぁぁ!! さすが、器が大きいのですね!! わたくしのような者を受け入れてくださり本当に感謝でございました。何度でも申し上げたいです、ありがとうございました!!
杉谷さんと伊吹さん、お二人の演目は圧巻! ただステージ上に「居る」だけで演目になる……! これが華なのですね……果てしねぇ。果てしねぇ……!
今回は信濃毎日新聞さんの取材も入ってくださいました。
伊吹あいさんと、BEAT座タップスタジオIIDAをつなぐ架け橋となってくれた、少女ダンスユニット『RAM』。伊吹さん、杉谷さん、RAMのトライアングルを中心に記事にしてくださいました。ありがとうこざいます!
最高のタップを飯田で
引用元:信濃毎日新聞さま
せっちー個人のトピックとしては、お芝居に参加させていただいたこと。お芝居というか、小芝居というか、コントというか。セリフもいただいて四苦八苦……。とにかく間が大事!ということを学びました。二言三言程度のセリフしかないのに胃に穴が開く思い……ふえぇぇ。役者さんとかお笑いの人とか、ほんとにすごいなー、って思いました。
ライブのテーマは青春、シーンは学校という設定。せっちーは橋本環奈になりました。薬師丸ひろ子でもいいけど。
今回の公演で、RAMというせっちー公認の妹ができました。かけがえのない、とても大切な三人です! 「せっちー公認の妹」ではあっても、決して「RAM公認の姉せっちー」ではない、ということには注意が必要でしょう。