高速道路への道。助手席のあなたとゆるりと
わたしの通っていた自動車教習所、高速道路教習がシミュレーターだったんです。
画面の中で仮想の車を運転し、仮想の風を切りながら、仮想の合流車線に突っ込んでいく。教官は言う。「まぁこんな感じでね」
いや、こんな感じってどんな感じ!?と心の中でツッコミながらも、現実の高速道路に出る機会がないまま、免許証だけがわたしの手元にやってきた。
でも高速道路を走ってみたいんです。あの、ETCゲートを「ピッ」と通過する時のプロっぽい感じや、合流時にスピードを上げていくドキドキ感。経験したことはないけれど、想像するだけで胸が不整脈のように高鳴る。でもいきなり本番はちょっと怖い。突然飛び出してくるトラックや、流れる景色に圧倒されてフリーズする未来が、ありありと目に浮かぶのです。
そんなわけで思いつきました。
助手席で、わたしの高速道路デビューをゆるりと見守ってくださる方を募ります!
条件は簡単です:
1.酔狂であること。
2.わたしのビビり運転を温かい目で見守れること。
3.できればおやつを持参してくれると嬉しいです(わたしとあなたの緊張を和らげるために)。
助手席で、わたしが合流車線に突っ込む際には、「その調子!」と笑顔で励まし、高速道路の真ん中でわたしが急に謎の減速をしても、「大丈夫、人生もこんなもんだよ」と哲学的に受け流せる方を求めています。
高速道路を走るのは、わたしにとって「ちょっと怖いけど挑戦したい」ことの一つです。でも、ひとりで突っ込む勇気はまだ足りない。そこで助手席のあなたの力を借りたいのです。
わたしが初めて高速道路の風を切るその瞬間、あなたが隣で笑顔を見せてくれる――そんなドラマチックなシーンを一緒に作りませんか?
わりと本気で募集中です。おやつ付きでお待ちしております!