どう考えても、普通の夜ではなさそうです


たまにあります。
ライブの告知を見た瞬間に、「あ、これ、ただの一日では済まないやつだ」と分かる日が。

日付と場所だけなら普通です。
2026年1月31日(土)、久米川 太陽と月灯り。
文字だけ見れば、ちゃんと地上の出来事です。駅もありますし、店もありますし、空もたぶんあります。

しかし出演者一覧を見ると、急に空気が変わります。
なんというか、名簿なのに名簿っぽくないのです。
一人ひとりが、すでに自分の重力を持っている感じがします。惑星というより、ちょっと危険な小惑星帯です。うっかり近づくと機体が削られそうです。

そういうライブに、出させていただけることになりました。
ありがたい話です。
ありがたいのですが、同時に「えっ、本当に私ここにいて大丈夫ですか」という、教室を間違えた新入生みたいな気持ちもあります。
たぶん間違ってはいません。間違ってはいないはずです。でも、名札を二度見したくなる感じがあります。

「ヤベぇ人」が一人ではなく、全員いるという事態

ブッキングライブというものには、ときどき「うわ、この人ヤベぇ……」という出演者さんがいます。
もちろん誉め言葉です。最大級の。
常識の外側を散歩しているような、でも表現としては異様に筋が通っている、そういう人です。

普通は、そういうヤベぇ人が一組か二組いて、こちらは客席や楽屋の隅で「うわあ……」と静かに、しかし心から感服するものです。
ところが今回は様子が違います。

全員がヤベぇ。

こう書くと雑ですが、本当に雑に言うしかないのです。
みなさん各自の武器を研ぎ澄ませた結果、ジャンル分けの棚に入らなくなってしまった感じがあります。
もう「弾き語りです」とか「パフォーマンスです」とか、そういうラベルを貼っても、たぶん翌朝には剥がれています。粘着が耐えられないのです。

ありきたりなソロライブに少し飽きている方には、かなり危険です。
危険というのは、認識が更新されてしまうからです。
「ライブってこういうものだよね」という手慣れた理解が、その場で静かに折られる可能性があります。
折られます、というと乱暴ですが、たぶん折られます。いい意味で。

私なんかが混ざっていいのか問題について

ここで当然、ひとつの問題が発生します。
私なんかが出ていいのか問題です。

これはもう、かなり前から発生しています。
出演が決まった時点で発生し、告知文を書こうとした瞬間に再発し、たぶん当日も発作的に顔を出します。
やっかいですが、持病みたいなものです。

ただ、不思議なことに、こういう濃いイベントほど「ちゃんと自分のままで行くしかない」と腹が決まるところもあります。
背伸びして別の生き物になろうとしても、どうせ数分で化けの皮が剥がれます。
それならもう、自分の持ち場で、持てるものを持って行くしかありません。

華々しく言うつもりはありません。
でも、こういう夜の一員でいられることは、やっぱりうれしいです。
たぶん当日は緊張しますし、内心では「帰って布団に潜りたい」と一瞬くらい思うかもしれません。
しかしそれでも、その場に立ち会えるのはかなり幸せなことだと思っています。

2026年1月31日、久米川で何かが起きます

というわけで、ライブのお知らせです。

2026.1.31(土)
久米川 太陽と月灯り
brave cat work × タイツキpre.
「この地球(ほし)の片隅で #14」

act
ウクレレ高円寺 / 中島剛 / 教祖仮面 / きらきらボール / せっちー / みやぺにあ / 道太郎 / エルコ将軍

手相占い
Ryu the hand

タイムテーブル
17:00 open
17:15〜17:40 せっちー
17:45〜18:10 中島剛
18:15〜18:40 中熊って
18:45〜19:10 ウクレレ高円寺
19:15〜19:40 みやぺにあ
19:45〜20:10 きらきらボール
20:15〜20:40 道太郎
20:45〜21:10 エルコ将軍
21:15〜21:40 教祖仮面

このイベントは、たぶん「無難に楽しかったね」で終わる夜ではありません。
もっとこう、頭の中に変な足跡を残して帰るタイプの夜だと思います。
一瞬の隙もない、という表現は少し大げさに見えるかもしれませんが、今回に関してはむしろ控えめかもしれません。

この地球の片隅で、なにやら妙に濃い時間が発生します。
その現場に、ご一緒いただけたらうれしいです。

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