2025年4月15日 / 最終更新日時 : 2026年5月5日 せっちー タップダンス日常随筆 本番で靴紐がほどけるのは妖怪のせい?「靴紐ほどけ丸」出現記録 「よし、いける」そうつぶやきながら深呼吸し、タップシューズの先を軽くトントンと鳴らして、最後の確認……のはずだった。 ふと足元を見ると、靴紐が、ほどけていた。 えっ、さっききっちり結んだばかりじゃなかった?しかも念のため […]
2025年4月12日 / 最終更新日時 : 2026年5月5日 せっちー 日常随筆音楽 車上荒らし!?スタジオ帰りに起きた小さな事件 バンドのスタジオリハーサルの日 この日は朝からわりといい感じで、コンガもカホンも気持ちよく車に収まった。よし、今日はスムーズにいけそうだ。 そんな自己評価を胸に、わたしは駐車場に車を停めて、台車に楽器を積み、黙々とスタジ […]
2025年4月3日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー 日常随筆 バターを塗るように免許証を愛した話(そして穴を開けられた) パンにバターを塗るときの哲学 焼きたてのトーストに、バターを塗るとき。わたしは、真ん中から塗るタイプではない。端から行く。角を大事にしたい。 全体に行き渡るように、ちまちまと広げていく。「いまバター、角の3mm分しか塗れ […]
2025年4月2日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー 日常随筆 人間もまた、光に向かう。コンビニ前より、蛾 こんばんは。蛾です。 ええ、いわゆる「その辺の蛾」です。何も特別な能力もなければ、ポケモンでもありません。ただ夜な夜な、光に突撃しては電球に焦げるだけの、少し間抜けな昆虫です。 でもね。見えてるんです、こっちから。夜中の […]
2025年3月28日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー 日常随筆 記憶の空白。消えた建物とわたしの脳 近所を歩いていたら、見慣れたはずの場所が更地になっていた。 更地というものは、妙に堂々としている。「最初からこうでしたが?」という顔をしている。 こちらとしては、そんなはずはないのだ。そこには何かが建っていた。何かが。何 […]
2025年3月25日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー レビュー日常随筆 古典文学のズレっぷり、そして半沢直樹の脳内上映会へ 古典を読んでると、たまに「なにその行動?」という人物が出てくる。笛を吹きながら死地に向かう平敦盛とか、神社に参拝しに行ったのに、メインの本殿をスルーして裏の景色だけ見て満足して帰る坊さんとか、声が汚いって理由だけで人格ご […]
2025年3月22日 / 最終更新日時 : 2025年3月22日 せっちー レビュー音楽 俳優塾「かざん塾」で学んだ世阿弥の言葉と音楽のつながり 世阿弥の哲学と演劇のワークショップ 立本夏山さん主催の俳優塾「かざん塾」のワークショップに参加させて頂きました。「秘すれば花」「離見の見」など、世阿弥の言葉を手掛かりに、様々な演劇のワークを体験。演劇の文脈としては理解が […]
2025年3月21日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー ゲーム日常随筆 鍵の多すぎる世界。それは本当に「開ける」ための鍵なのか サバイバルホラーゲームが好きだ。 暗い廊下。不穏な足音。開けたくないドア。でも開けないと進まないドア。 そういうものに、わたしは弱い。 ゲームの世界観を現実に置き換えて考えるのは野暮だ。それは分かってる。ゾンビが徘徊する […]
2025年3月19日 / 最終更新日時 : 2026年5月6日 せっちー ゲーム随筆 銃弾の占領。ポケットの覇者 サバイバルホラーゲームの世界において、銃弾の存在感はちょっと異常だ。 ゾンビがいる。廊下は暗い。窓の外で何かが鳴いている。地下室には、たぶん人間が設計してはいけないタイプの仕掛けがある。 しかし、プレイヤーが本当に気にし […]
2025年3月16日 / 最終更新日時 : 2025年3月12日 せっちー ゲーム随筆 ホラーゲームのメモ。そこにあるべきでない何か 暗い廊下を進む。壁のひび割れから吹き込む風が、嫌な予感を運んでくる…。 わたしは震える手でドアノブに触れ、ゆっくりと扉を開けた。そして、そこで見つける。 「都合よく落ちているメモ」 ホラーゲームにおいて、メモはいつでも、 […]
2025年3月13日 / 最終更新日時 : 2025年3月14日 せっちー 日常随筆 ナビアプリの奇妙な経路案内|ナビ子さんとの愛憎ドライブ劇場 わたしのスマホにはナビ子さんが住んでいる スマホのマップアプリをカーナビとして利用している。皆さんのスマホがどうかは知らないけれど、わたしのスマホには経路を音声で案内してくれるナビ子さんという小さい女の人が住んでいる。日 […]
2025年3月10日 / 最終更新日時 : 2025年3月10日 せっちー 日常随筆 略語の寂しさ。ブルマンとサントラ、そしてウの疎外感 キリマンとブルマン、略語の運命 キリマンジャロを「キリマン」と略すのは理解できる。ジャロの部分をスパッと切り捨てるその潔さ、言いやすさのバランス。略語として成立する要件を見事に満たしている。だが、ブルーマウンテンを「ブル […]
2025年3月8日 / 最終更新日時 : 2026年5月16日 せっちー 日常随筆 サウザー式運転術に遭遇。譲るしかない悲しみ 女性の車の運転について、言いたいことがある。もちろん全員ではないし、多くの女性ドライバーは安全運転を心がけている。だが、時々現れるサウザー式の運転を実践する猛者たち――彼女たちに対する憤りが、胸の奥に渦巻くのを抑えられな […]
2025年3月5日 / 最終更新日時 : 2026年5月16日 せっちー 日常随筆 認証コードが届かないという罪 「登録メールアドレス宛に認証コードをお送りしました。」 その一文を見た瞬間、わたしの心は軽く躍った。「よし、これでログインできるぞ!」しかし、その喜びも束の間、メールボックスを開くと――何もない。 いやいや、落ち着け。こ […]
2025年3月1日 / 最終更新日時 : 2026年5月16日 せっちー 日常随筆 電池切れの悲哀。ガラケーすら裏切るわたしの迂闊さ スマホというものを持つようになってから、人類には「毎晩充電する」という新しい義務が課せられた。文明は便利になるたび、地味な責任も増やしてくる。たぶん冷蔵庫の製氷機とかも、最初は便利そうな顔をして人類に近づいてきたのだと思 […]